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フォト@篠山 四季折々

御霊神社の祭礼と波多野秀治の墓

地域: 味間 記録者: 安井博幸
(登録日: 2004/12/07 更新日: 2019/07/04)


記録日: 2004/12/05 篠山市味間奥

今日、味間奥の北東隅にある御霊(ごりょう)神社で祭礼があり、私も約50名の氏子の一人として参加しました。
ここでは、戦国時代に篠山地方を支配した豪族で、明智光秀に滅ぼされた波多野秀治の慰霊を、杉林の山中の小さな祠でお祭りされています。
地元民からは「ごりょうさん」と親しみを込めて呼ばれています。
昔の祭礼は、12月8日だったそうですが、皆が参加し易いようにと、近年は12月の第一日曜日となっています。

そこの尾根を越えた所に波多野秀治の墓がありますが、参る人もいないとみえて、参道は枯れ木や落ち葉に覆われています。
そこには、古びた波多野秀治の墓石と、秀治と彼の弟の辞世の句を刻んだ新しい碑があります。
村の長老で元小学校長の波多野勝之さんに尋ねたところ、「波多野秀治の次男が味間南の二村神社に落ち延び出家し、その後、大人になってから還俗して、この奥村に住み着いた。
当時は、波多野村と呼ばれていて、裏山に秀治を祭ったんや」勝之さんも、末裔なんでしょうね、そんな話でした。
 
▼ 周辺図 大国寺より約200m程東側の鳥居のマークです。
(3件)
01 御霊神社の入り口 02 波多野秀治辞世の句 03 波多野秀治の墓


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